
14 Mar 2025
好天に恵まれた3月15日、カンタベリー補習校附属幼稚園の卒園式と補習授業校の卒業式にお招きいただきました。
附属幼稚園では、19名の卒園生が送り出されました。一人一人の名前を呼ばれて、壇上に上がった卒園生たちの、堂々とした誇らしげな姿に、保護者の皆さんの脳裏には入園式の様子と今日の成長が思いだされていたのではないでしょうか。
日本人会から、卒園生の皆さんに、鉛筆を記念品として贈らせていただきました。
午後からは、厳粛な雰囲気の中で、補習授業校 卒業証書授与式が行われ、小学部29名、中学部22名の卒業生が、来賓、教員、保護者の方々に見守られながら、校長先生から卒業証書を受け取られました。
卒業証書を受け取られる際、小学部の卒業生たちは一人ひとりマイクの前に立ち、将来の夢や抱負を、中学部の卒業生たちは補習校での思い出を、表現豊かな日本語で語られました。
一番感銘を受けたのは、卒業生の皆さんがこれまでの補習校生活を支えてくださったご家族の皆さまに感謝の言葉を述べられたことです。日本語の習得以上に、この年齢できちんとご家族への感謝を伝える事のできる感受性の豊かさと誠実さに感銘を受け、それと同時に、補習校は、生徒、先生、保護者の三位一体となって成り立っている様子を見せていただき、卒業生の皆さんにとって 、友情を築き、日本の文化に触れ、将来につながる学習の機会である補習校での時間が、どれほど充実したものだったかを窺い知ることができました。
日本人会から、卒業生の皆さんには色鮮やかなお花を贈らせていただきました。
補習校で学んだこと、経験したこと、そして、生涯続く友情と共に旅立つ卒業生の皆さん、思い出という一生の宝物を胸に、自分らしく将来へ羽ばたいて行ってほしいと思います。
ご卒園、ご卒業、おめでとうございます。